ハイエースの自動車税の裏ワザとは?維持費を抑える方法をご紹介

ハイエースの自動車税の裏ワザとは?維持費を抑える方法をご紹介ハイエース

今回はハイエースの自動車税の裏ワザについてご紹介をしていきます。その広い室内空間による使い勝手の良さから、人を乗せる乗用としても荷運びに使う商用としても人気の高いハイエースですが、自動車税の裏ワザを使うことで維持費を抑えることができます。

車を所有しているだけで発生する自動車税、裏ワザで少しでも維持費を抑えておきたいですよね。まずはハイエースについてから見ていきましょう。

乗用としても商用としても使われるハイエース

室内空間が圧倒的に広く人や荷物を多く乗せられるハイエースは、人を運ぶ乗用目的と仕事で多くの荷物を運ぶ商用目的が主な用途となるでしょう。

さらに排気量やボディーサイズの違いによって登録ナンバー区分も変わってきます。乗用利用が目的の場合は 3ナンバーと 5ナンバー、商用利用は貨物車扱いなので 1ナンバーと 4ナンバーとに分かれます。

ナンバー区分によって自動車税額も変わる

ナンバー区分によって自動車税のほか車検の期間と自賠責保険も変わるので、トータルの維持費も違ってきます。その維持費の中でナンバー区分による違いがかなり大きいのが自動車税です。

自動車税を抑える裏ワザの1つに、構造変更でナンバー区分を変更し自動車税を抑える方法があります。

乗用登録してあるハイエースを商用登録へと変更することで自動車税が大幅に安くなる方法ですが、構造変更とはあまり聞き慣れない言葉ですよね。自動車税に関係する構造変更とは何なのか詳しく見ていきましょう。

貨物車への構造変更とは?

車の改造などで、仕様が大きく変更することを構造変更といいます。もともと乗用として登録してあるのを貨物車へ変更したり、その逆に商用から乗用に変更改造することが構造変更に当たります。

構造変更は所轄の陸運支局で構造変更の変更手続きを行うことで完了しますが、構造変更をすることで自動車税の他に車検の期間や重量税など、他にいろいろと変わる部分があります。

場合によってはかなりお得になるので、改造に該当する構造変更の内容から順番に見ていきましょう。

構造変更に該当する仕様変更とは

エアロを組んだ、マフラーを交換したくらいの改造は構造変更にあたりませんので、構造変更の届けを出し検査を受ける必要はありません。

構造変更にあたるのは、後部座席を外したりして「乗車定員」が変わること、エンジンをもともとついているエンジン以外に乗せ換える「原動機の変更」ボアアップなどで「排気量」が変わることなどです。

他にも、車体の前後左右や高さが大きく変わる「外寸」の変更や、「重量」が大きく変わる改造にルーフを切ってオープンにするなど車体の「形状」が変わることが構造変更にあたります。

◆構造変更にあたるもの

乗車定員の変更をともなうもの定員数の変更に伴う変更。後部座席を外した場合など。
原動機の変更、総排気量の変更ボアアップで排気量が変わったり、エンジンを乗せ換えたりする変更。
大幅な外寸の変更があるもの車の長さ、高さは4センチ以上、幅は2センチ以上変わる変更。
形状の変更をともなうもの車の形が変わる変更。ルーフをオープンにしたりする場合。

乗用として3ナンバーで登録していたハイエースを構造変更し、4ナンバーへとすることで自動車税を大幅に抑えることができます。

具体的に自動車税がどれだけ変わるのか違いを見てみましょう。

ナンバー区分による自動車税の違い

乗用の3ナンバー、5ナンバーは排気量によっても自動車税額が違いますが、1、4ナンバーは税額は一律で年16,000円となっています。

◆ナンバー区分別年額自動車税一覧

割り当てナンバー使用用途区分乗車定員(最大)自動車税(年額)
3ナンバー、5ナンバー乗用10人排気量による(下の別表に記載)
1ナンバー中型貨物2~5人 16,000円
4ナンバー小型貨物2~ 5人 16,000円
2ナンバーコミューター(乗合)排気量による(下の別表に記載)


◆乗用タイプ別の自動車税

排気量自動車税(年額)
(2019年9月30日以前に登録)
自動車税額(年額)
(2019年10月1以降に登録)
 1500cc超 〜 2000cc以下 39,500円 36,000円
 2000cc超 〜 2500cc以下 45,000円 43,500円
 2500cc超 〜 3000cc以下 51,000円 50,000円
 3000cc超 〜 3500cc以下 58,000円 57,000円
 3500cc超 〜 4000cc以下 66,500円 65,500円

2019年10月の現行モデル(200系)の乗用ハイエースは排気量が2.7Lと2.8Lとなっているので、年額自動車税は50,000円。商用ハイエースは年額16,000円なので、自動車税の差額が3倍以上とかなり大きいですね。

2Lモデルでも39,500円ですので2倍以上の開きがあります。
尚、新車登録のちディーゼル車は11年が経過した年から、ガソリン車は13年が経過した年から自動車税が 1割増しとなるので注意が必要えす。高年式になると自動車税の負担額も増える形になっています。

ナンバーによる違いは自動車税の他に、車検を受ける期間も違ってきます。

ガソリン車とディーゼル車のハイエースの比較については「ハイエースのガソリンとディーゼルはどっちがお得?購入費用や買取についてご紹介」をご覧ください。

ナンバー区分によって車検期間も異なる

ナンバーによって車検を受ける期間も変わってきます。

3ナンバーは 2年ごと(新車登録は初回車検が 3年後、以降 2年ごと)、1や 4ナンバーは 1年ごと(新車登録は初回車検が 2年後、以降 1年ごと)と、2年ごとの 3ナンバーに対し、毎年車検となるのが商用利用の 1と 4ナンバーになります。

ナンバー 別の車検期間

ナンバー車検期間
3ナンバー、5ナンバー 2年ごと(新車登録後、初回のみ 3年)
1ナンバー、4ナンバー 1年ごと(新車登録後、初回のみ 2年)

車検時に支払う自賠責保険もナンバー区分によって違います。

自賠責保険

◆ナンバー区分別の自賠責保険

ナンバー区分自賠責保険料1年あたり
3ナンバー、5ナンバー27,840円(2年)13,920円
1ナンバー24,040円(1年)24,040円
4ナンバー17,270円(1年)17,270円

自賠責保険は車検の度に支払うので、3、5ナンバー区分では 2年間で 27,840円に対し、1ナンバーは 1年間で24,040円、4ナンバーも同じく 1年間で 17,270円となっています。自賠責だけで見ると乗用の方が安くなっています。

しかし、自動車税を加算して 1年あたりの費用を見てみると下記のようになります。

ナンバー区分自賠責保険料(年額)自動車税(現行200型で算出)合計
3ナンバー、5ナンバー13,920円50,000円63,920円
1ナンバー24,040円16,000円40,040円
4ナンバー17,270円16,000円33,270円

自賠責保険だと商用の方が割高に感じられましたが、自動車税を加算し 1年あたりで見てみると 3ナンバー(現行200系で算出)が63,920円、最も安い 4ナンバーは 33,270円ですので、その差がなんと30,650円に!

かなり大きいですね。同じく車検ごとに必要となる費用の重量税も比較してみましょう。

◆ナンバー区分による重量税の違い

ナンバー区分重量税1年あたり
3ナンバー、5ナンバー32,800円16,400円
1ナンバー16,400円16,400円
4ナンバー12,300円~16,400円(乾燥重量による)12,300円~16,400円

3ナンバーと 1ナンバーは重量税額は同じで、4ナンバーのみ重量に応じて幅があります。最高の税額になっても 3ナンバーや 1ナンバーと同額になるので、重量税に限ってはほぼ同じで 4ナンバーだけ重量によっては安くなる可能性があります。

維持費がトータルで節約に

これらのことから、自動車税や自賠責保険を含め最も維持費が安いのは 4ナンバーということが分かりました。

3ナンバーなど乗用であまり人を乗せる機会が無い方は構造変更で 4ナンバーや 1ナンバーにすることで、自動車税などの維持費が安くすみます。構造変更を検討されてみてもいいかも知れませんね。

では具体的に構造変更は、どのような手続きを行えばいいのでしょうか。

乗用から貨物車への構造変更の方法

乗用から貨物車への構造変更の方法構造変更を行うには、まずはそのナンバー区分の条件を満たさなくてはいけません。最も維持胃の安い 4ナンバーの条件を見てみましょう。

4ナンバーの条件

4ナンバーは貨物車扱いなので貨物室が必要となります。乗用部分(運転席)と貨物室の間に仕切りが必要で、貨物室の方が乗用部分よりも広くないといけません。

加えて、総排気量が2,000cc以下(ディーゼル車は排気量関係なし)、全長が4.7m以下で全幅1.7m以下、全高2.0m以下が4ナンバー区分の条件となります。

現行の200系ハイエースもワイドボディやハイルーフを除く全てのモデルが4ナンバー枠の条件に該当するので、4ナンバーの取得が可能です。

3ナンバーの乗用から最も維持費の安い4ナンバーへと構造変更をする手順を見ていきましょう。

構造変更の手続き

構造変更は所轄の陸運局で行いますが、実車の検査と書類の審査がありまずは書類の審査を受ける事になります。書類の審査で問題がなくクリアできたら実車の検査へと進みます。

所轄の陸運局で検査ラインで合格した後、構造変更のための寸法などの諸元測定を受けて車検証を書き換え、終了となります。

構造変更に必要な書類

構造変更には以下の書類等が必要となります。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車重量税納付書
  • 自動車検査票
  • 点検整備記録簿
  • 自賠責保険証明書
  • 委任状(所有者が異なる場合)
  • 構造変更申請書
  • 手数料納付書

車両検査に合格する必要があるので、検査に受かるだけの整備がなされていないといけません。ディーラーなどで事前に点検を受けておくと安心して検査を受けることができます。

自動車税の支払い方法を変える事でポイントも還元

自動車税の支払い方法を変える事でポイントも還元直接支払いが減ったりするわけではありませんが、自動車税の納付を少し工夫することで還元を受けることができます。

ナナコなどコンビニの電子マネーを利用する

セブンイレブンの電子マネー、nanacoで支払うとポイントがたまります。nanacoは公共料金や自動車税も支払うことができますが、それらの支払い時にはポイントが加算されません。

そこで、nanacoにチャージしたらポイントが貯まるクレジットカードを使うことで、クレジットカードにポイントが入ります。

自動車税の支払いは結構大きな金額となるので、ポイントの還元もそこそこ大きくなるのではないでしょうか。

ハイエースの自動車税を節約する裏ワザ

ハイエースの自動車税はナンバー区分によって税額が変わります。登録時のナンバーを後から変更することができる構造変更を行うことで、より自動車税の安いナンバー区分へと変更することもできるので、普段人を乗せる機会が少ない場合は思い切って構造変更を考えるといいかもしれません。

特に3ナンバーから4ナンバーへの変更で、毎年自動車税が3万以上変わるので大きいです。

今回はハイエースの自動車税の裏ワザについてご紹介しました。是非参考にしてみてください。

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